発達障害と規律

いつの間にか2週間も間があいてしまった。

ブログの本音と情報発信の狭間で、個人的にどうしてよいか迷っていた感じである。

これは、今思っていることを書くのか、発信したい情報を書くのかの違いのことで、

当然、書くにあたっては前者が楽、後者は多少の心構え、準備がいる。

やりたいのは後者であるが、労力がかかるので、さぼってしまっていた。というのが実のところかもしれない。

それはさておき、

今日は発達障害と規律について、書いてみたい。

発達障害のある人は規律(ルール)を守ることが苦手、という側面がある。

しかし、考え方によっては、発達障害のある人に必要かつ苦手な分野である”判断”を規律が自動的に判断してくれる場合もあり、苦手だからといって、規律を守ることをあきらめさせてしまっては、逃げさせてしまっては、人の成長を止めることになる。

発達障害の人は、決められた枠の中からすぐに逃避してしまう傾向があるが、その規律の重要性を理解することにより成長する。

その理解が難しいところではあるが、解決策はあるように思う。

発達障害のある人は、多数の人とのつながりについては、否定的、逃避的な行動をとってしまうようであるが、ある特定の人、信頼のおける人には、裏切られたくない、信頼してもらいたいと思っている。

なので、当事者と信頼関係の強い指導者であれば、その子、その人は、規律を守る能力をつけることができるということ。

強い信頼関係を結ぶためには、その子、その人のことを深く理解する必要があるが、心からその子、その人のことを思うことができ、理解することができたとき、発達障害のある当事者は規律を守ることに必要性を感じ、守ることができるようになる。

うまく説明できていないかもしれないが、

・発達障害のある子供でも規律を守ることはできる。

・そのためには、特定の指導者、仲間との信頼関係が大切である。

ということである。

これは、今日、ある障害者の就労支援施設を訪問して思った感想(気づき)である。

私のところに相談にきているI社長の悩みにも通じるところがある。

もう少し、私なりに情報を整理して、I社長に伝えたいと思う。