マラソンのいいところ

昨日、金峰三山山岳マラソン(一の岳、二の岳、金峰山 3つの山登りセットの42km)
を走ってきましたが、改めてマラソンのいいところ見つけた気がします。

今まで、マラソンの一番良かったこととして、
初マラソンの時に、「走っている時と走り終わってから、自分の考え方・気持ちが違っていることに気づいた」
ここから、自分がこの後どうなるかを客観的に見ることができれば、自分自身のマインドコントロールができるようになるし、自分自身の未来の気持ち・考え方がある程度予測できるようになることを、何度か書いたことがあるような気がします。

そのほかは、心技体のうち、体を鍛えることで、精神(心)が安定し、技術(技)を磨く気持にも拍車がかかることについても書いたかもしれない。

今回は、同じようなことも含まれるけど、ちょっと違う点から「気づき」がありました。

マラソンといっても、私の出場したレースは、10km、ハーフマラソン(21km)、フルマラソン(42.195km)、100km、そして、今回のようなとレールレース・鉄人レースがあります。

どれも、解釈の違いは若干ありますが、「マラソン」です。

これらのレースの共通点、わかりますか?
 1.**マラソンという言葉が一緒
 2.きつい、長い、大変
 3.練習しないと無理 などなどでしょうか。

私が今回気づいたのは、当たり前のことですが、
 
「やめなければ、必ずゴールまで辿り着ける」

ということ。

長い、きつい、過酷なレースになればなるほど、途中、いろんな壁、弊害、邪魔が入ります。
今回のレースでも、途中、ふくらはぎ、太ももの表裏の筋肉が、レース中ことごとく痙攣しました。

痙攣の痛みを「立ち止まってのストレッチ」や「強引に走る」、「姿勢を変える」、「歩幅を変える」、「ふくらはぎを伸ばしながら走る」、「上り坂では太ももを上げて走る」、「下り坂では、できるだけブレーキをかけないように走る(痛いけど)」で、なんとか納めて、そして我慢して走り続けました。

何故か? 

当たり前ですが、
前に進めば、必ずゴールが来る。
やめなければ、必ず最後まで辿り着く、と思っていたから。

「やめなければ」

これが、発見した絶対、最高のキーワード。

今年の6月阿蘇カルデラの100kmマラソンにチャレンジしました。
この時も、想像を超える「きつさ」の中、11時間26分で走り切りました。

途中、いろんなことを考えながら走ったけど、「やめない」「やめられない」気持ちだけは切らさずに走りました。

当然、練習あってのこのモチベーションですが、
それよりも、「やめなければ」、必ずゴールにたどり着く、ことが分かっていれば、前に進む気持ちも出てくる。
前へ進んでさえいれば、必ずゴールにたどり着く。

当たり前だけど、これが今回の大発見。

夢を思い続けて、やりたいこと、達成したいことを思い続けて、
考えられることをすべてやって、前へ進んでいけば、どんな遠い目標やゴールでも必ず辿り着く。

最強のモチベーションも持ち方を発見したような気がします。

もう少し、マラソンにチャレンジしていきます。また、自分にとって新しい発見があるかも。
他にも、いい点あるけど、今日はこの辺で。