独り言・・・おはな きれいですね. 魔法の言葉

(独り言)–おはな きれいですね–

英語圏の国では、
Plese (お願いします)、Thank you (ありがとう)は、Magic Word(魔法の言葉)として、子供たちに教えます。

単に命令形でなく、人にお願いする時は、必ず、Pleaseをつけなさい。
人に何かをしてもらったら、Thak you (ありがとう)と言いなさい。

きっといいことあるよ。 というような、魔法の言葉ですが、

もう一つ、魔法の言葉(Magic Word)を見つけました。

「お花 きれいですね」

うちの息子は自閉症で、嫌なことがあると、すぐパニック状態になって、怒り出します。声も大きいので、一緒にいるものとしては、周りの人たちも振り向いてくるので、とっても気になります。

しかし、これもノーマライゼーション、
こういう子が、みんなの近くにもいますよ、、というメッセージであることを伝えたくて、あえて、祐太郎のパニックに対して、怒らず、慌てず、そのままの状態で見守るようにしています 通常は。

それでも、私自身(息子の世話をする人はみんな同じだと思いますが)この、パニック状態が続くと、

「静かに」、
「しーしーっ」と、祐太郎をなだめ、
それでも、通常は言うことを聞かないので、
私が目をむいて、祐太郎の方をじっと見ると、
「静かにします」と自分から言いますが、
すぐ、また元のパニック状態に戻ります。

誰もいないところなら、例えば山の中なら、
「好き放題 騒いでいいよ」と言えますが、

自分自身が他のことが気になって忙しい時、
周りにひとがたくさんいるときなどは、とても気になります。

そこで、祐太郎に話しかける言葉、
「”おはな きれいですね” って、言ってごらん」

祐太郎には、意味も通じないし、まだ、覚えてくれません。
最近、何時か覚えてほしいと思い、ずっと使っている言葉ですが、

「お花 綺麗ですね」って、祐太郎自身がいえるようになったら、相手、周りの雰囲気も和むだろう。。と思い、一生懸命教えようとしている言葉ですが、

「お花、きれいですね」っと、私が、繰り返し、祐太郎に話しかけると、自分自身が穏やかな気持ちになっていくのを感じます。

息子、祐太郎のパニックを、なんとか鎮めようと思って、使いだした言葉ですが、

教えようと、言ってる本人が、この言葉「お花 きれいですね」に和まされています。

これも、まさに マジックワード(魔法の言葉)だな、と感じた次第です。

しばらく、言い続けますが、そのうち覚えてくれるかな。

魔法の言葉 「おはな きれいですね」