(独り言)・・自己ワースト・・

ランニングを始めて、良かったこと。のひとつですが、
”自己ワーストを知る”ということ。

ランニングを始めて20年以上になると思いますが、”自己ワーストを貴重な体験”と思えるようになったのはつい最近。

”自己ワースト”ずっと、情けない記録。としか思えていませんでしたが、
年齢を重ねてくると、普通に走っていると、いつの間にか、自己ワーストに近づいている。

少し、コンディションを崩したり、走っているときに、熱中症又は足の痛み、けがなどのアクシデントで、自己ワーストを更新。
これも、少なからず起こるようになってきた。特に、ウルトラ系の長いマラソンで。

この自己ワーストを知って、良いことは2つある。

一つは、”身の程を知る”ということ。
自己ワースト:それは、自分自身の準備不足を認識することができる。
自己ワースト:それは、昔取った杵柄が、今ではないこと。
自己ワースト:それは、自己過信を、感じることができること。

自分の身の程を謙虚に受け止めることができれば、改めて、次のチャンスをうかがうことができる。
2つ目は、走ることをあきらめないでいられる。
自己ワーストを知っていると、少なくとも、それ以上で走ろうとする。
自己ワーストを更新しても、しょうがないと思える。理由を冷静に考えられる。
自己ワーストを知っていると、覚悟ができると、あきらめないで前に進むことができる。

ウルトラマラソンになると、歩くより、駆け足で少しづつでも、前に進めばゴールすることができる。
制限時間ギリギリが、自己ワースト、大会によっては自己ベストだったりもします。

マラソン系の大会に出れば出るほど、距離が長くなればなるほど、走っている過程が人生に思えて来ることがあります。
人生、休みも大事だけど、休まず進める人はやはり強い。

自己ワーストを知り、それでもチャレンジし続けられれば、人は強くなります。
いろんなことで調子が悪くても、少しぐらい失敗しても、大らかでいられます。

今朝の朝ランで、調子が上がらないな、、と思いながら、走っていて、浮かんできた言葉です。

おやすみなさい。