人は感動を求めて生きている。ときどき本当にそう思う。

オリンピックが終わり、夏の甲子園が終わり、パラリンピックが終わり、
この間、何回涙を流したことか。

悲しいわけではない、感動しての涙。
選手の頑張った顔、負けた選手の悔しそうな顔、
少し時間をおいて、負けた選手もいい顔をして出てくる。

本当に頑張ったものだけが流せる涙。
それに感情移入してしまい涙を流している自分。拍手をしている自分。
人が周りにいなければ、家族が周りにいなければ、とても気持ちのいい涙。

恥ずかしくて、泣いていないようには見せるけど、涙は止まらない。
気持ちのいい涙。

この涙で純粋になれるような気がする。
もっと頑張ろうと思える。

人は感動を求めて生きている。
そして、自分も感動を求めて成長している。

実は、涙を流している自分も好き。
人や選手の表裏を考えない、何も詮索しない、素直にその結果を受け入れ、感動できている自分が好き。

私は、一生、純粋に、感動を求めて生きていく。