本日、第5回目の創業支援セミナーが終了しました。

「創業」といいテーマは、普通経営コンサルタントを名乗るもしくは職業にしている方たちには、お金にならない商売です。

しかし、中小企業診断士という資格は、もともと、行政、社会の役に立つために作られた制度であり、我々でなければ、このような仕事を担うことのできる経営コンサルタントはいないだろうと思います。

中小企業診断士は日本国内にも、2万人近い人がいるようです。(もっとかな?)
とはいえ、開業している人は、その中の1/3以下であり、佐賀にあっては、フリーで診断士で仕事をしている人は、数人になってしまします。
東京、大阪、名古屋、福岡などの大都市を除けば、どの県もこの程度かと思います。

中小企業診断士=経営コンサルタント の資格ではあるのですが、
普通の経営コンサルタントと違うのは、国策のひとつの資格であるということ。

営利を求める経営コンサルタント業務もあるとは思いますが、
営利ではない、日本のことを思い、地域ののことを思い、そして創業したいを思う人のことを思って、支援するのが我々中小企業診断士の一つの使命。

一般の企業の経営コンサルタント業務も、普通に担うのが我々の仕事ではありますが。
個人的には、最近国の中小企業支援の政策の中で最も欠如している創業を支える支援について、担っていくのが診断士の仕事。
と思っています。

私自身、どのように社会の中の役に立てるかを考えながら、この仕事を続けていますが、
最も使命感を感じる仕事が、この仕事 「創業支援」。
理念として掲げるべき、支援対象の事業候補者になるとおもっています。

今日のセミナーでも、受講者はみんな、熱い視線で、熱心に話を聞き、集中して本当に真剣な態度で受講していただきました。
参加者の思い、熱意が私のほうにも伝わってきました。 

もっともっと、受講者の役に立つ話、講義、演習をしたい気持ちになりましたが、
参加者のみなさんには、なんとか、自信の力で、道を切り開いていってほしいとおもいました。

私も、微力ながら、創業したいという方には、無条件で相談にのり、できる限りの支援を行いたいとおもっています。
創業(起業)マインドを持った方が、世の中に増えてくれば、必ず、日本は強くなれるし、社会そのものが変わってくるとおもいます。

本当に、わたしにとっても、うれしい、やりがいのある事業でした。

この事業を計画し、予算を立てていただいた、講師としての機会を与えてくださった。佐賀市経済部工業振興課のFさん、Kさん、本当にありがとうございました。 

月並みですが、こころより、感謝申し上げます。
ありがとうございました。