今日、最近悩み続けてきた一つのことに答えを出したところです。

昨年9月に、市会議員に出てほしいという要請があり、
12月には、いったんは、出馬の意向を示したものの、
私自身の気持ちの中で、出馬する意味がどうしても見つけられず、

・・現状から何が変わるのか、
・・私は何のために、市会議員に
わからなくなり

一方で、もっと上(市長等)を目指すべき、などの言葉もあり、
政治家になることについて、真剣に、この半年間考えてみました。

政治家への意思がなかったわけではないので、迷ったわけですが、

私自身が、昔描いていた夢。
「世界を飛び回るビジネスマン」を思い出し、
最近この状況にも近ずいている自分があり、仕事の楽しさを感じていたり、

そのほか区長としても、地域の人とも深くかかわっていて、
地域で貢献したいという気持ちも、市会議員と比較して、どうなのか。
どうも今の立場のほうが、地域の役には立てそうであり、

手をつなぐ育成会の活動やそのほかの中小企業診断士の活動でも、
私の仕事に期待している人も多く、

こんな中でどうして、いま、これらのことから切り替えて、政治を考えないといけないのか?
わからなくなりました。

また、政治家になった場合として、
政策ビジョンのようなものも考えてみましたが、
私自身でも腑に落ちるような内容のものはできませんでした。
時間が十分あり、その気になり、もう少し検討すれば、精度を上げていくことも可能だとは思いますが、
それ以上のこととなると、なんとなく気乗りしない自分がいました。

いろんな人(諸先輩方、手つなぐ育成会、地区の方)にも相談しました。
そのたびに、ころころ気持ちの変わる自分もおり、自分自身を情けなく感じていました。

私は、この地では「よそ者」
親類縁者、同級生、おさな馴染が自分自身を応援してくれるようなところにいない。
付き合いは広いけれど、親友と呼べる友人はいない。(少なくとも近くには)

今回のブログのタイトルのように、本当に自分の止まるところが見つからず、
結局、出馬を検討する前の自分の考えが、もっとも腑に落ちるものであり、
自分自身がもとの舟に戻っていった感じです。

昨日と今日で「筆子その愛」という本を読み。
その中に、今日のタイトルの言葉がありました。

この本の中では、この言葉は違う意味でつかわれていますが、
私自身にも当てはまる言葉として、共感してしまい、そして、自分自身で、はっきりと一つの答えを出すことができました。

結局、自分自身でしか決められないことでだったので、
この本に出会えて本当に良かったとおもいます。

明日から、また、仕事に集中します。