昨日の話になりますが、佐賀県6次産業化サポートセンターからの依頼で、
県内のSC牧場(仮称)さんの6次産業化のお手伝いでした。

内容は、6次産業化ネットワーク交付金の補助金申請です。

事業化の構想はほぼできていて、あとは、細かい申請書類の作成になりますが、
ちーむとして、佐賀県の6次産業化担当係の2人、6サポセンターからのメンバー、農林事務所のメンバーもおり、
手続き論のところが多く、「それは、農政局の担当官に聞いてみないとわからない」といった、私のスキルを活かせるところはあまりないように感じました。

それでも、ないわけではない。

添付資料として、要求されている「今まで取り組んできたことの内容、今後の販路についてのコメント」のところくらいで、
この補助金の性質である、「必要事項をきれいに埋められれば、不採択になる可能性はかなり低い」という観点からいうと、
私の見せ場はあまりない。

あるとすると、以前、6サポセンターを自分たちでやっていたころの経験から言える、アドバイス。
この辺のアドバイスは、県にも現6サポセンターにも有用なようです。

しかし、現在、この事業に取り組んでいる、SC牧場の息子さん(牧場を継ぐ気はなく、今度の事業に特化したい模様)の事業構想は結構しかk利したもので、実際やるのは、息子さんたちなので、構想の中に、私の助言の入る余地はあまりなく、考え方、プレゼンの仕方などに注意しながら、資料作成、事業開始にむかってアドバイスをしていくのみ。

このSC牧場さんの売りたい肉は牛肉。

個人的には、もう一社、豚肉の生産事業者のお手伝いも中途半端になってしまっているので、どこかの時点で、支援を再開したいとも思っています。

この2つの事業者に共通して、両者が大切にしているもの。
それは、「命を頂く」「命を頂くことへの、動物たちへの敬意・心遣い」

食肉を扱う上では、この点は原点ですね。

そのうち、この「命をいただく」について、書いてみたいとも思います。
大切なことなんですよね。我々が生きていくうえで。