(独り言)・「みんなちがってみんないい そして自分も」
昨日のサロマ湖ウルトラマラソン(100㎞)は、予想は曇りの天候予測で、寒さ、雨の対策をして、大会に臨みました。
しかし、スタート直後は曇りの天気で、良いコンディションでしたが、午前5時にスタートし、9時をすぎると、晴れたり、曇ったり、
10時を過ぎるころには、あらま、カンカン照り。快晴の天気になりました。
おかげで、日焼けで真っ黒になってしまいました。
今日は日焼けが、、、お風呂で痛かった。
雨を含め、寒さ対策はしていたのに、暑かった昨日の大会でしたが、走りながらでしたが、気づきがありました。
「みんなちがってみんないい」金子みすずの「 私と小鳥と鈴と 」の一節ですが、
障害者支援を通じて、障害があっても、なくても、それぞれの人を認め合う、素敵な言葉だな、、というのが、最初の印象のことばでした。
それから、いろんな友人の悩みを聞きながら、これって、障害と、それ以外にも当てはまるいい言葉だな、、と。
どんどん、意味が分かり、素敵度を増してきた言葉でしたが、
今回のマラソンでも、頭に浮かんできました。
私には、現在の私にとって、かなりハードルの高い、
「100㎞を10時間以内に走る(サブ10)」という目標があり、
昨日も、前半の20㎞、サブ10をイメージしながら、飛ばしました・5分40秒/分くらいで。これで、50㎞までいけないかな。。のチャレンジでした。
しかし、20㎞に到達するころには、これはきつい。で、ペースダウン。ペースが落ちだすと、どんどん落ちて、50㎞を過ぎるときには、7分/㎞がやっと。でした。
この時、思ったのが「やっぱり自分には無理だ」ですが、
こう思ってしまうと「心が折れてしまう」方向に、気持ちが向い、最終的に「リタイヤ」になってしまうのですが、
昨日はここで「みんなちがってみんないい」の言葉が浮かんできました。
自分の身の丈にあった走りで、どこが悪い。
今の自分はこんなもん
自分なりに頑張って、ゴールを目指せばいい。
心が折れるのは、人と自分を比べるから。
自分は人と競争しない。
最後まであきらめずに走るだけ。
みんなちがってみんないい。
当然自分もみんなと違う。
人と競争しない。
自分のペースで行こう。
あとは自分との勝負。
こう思って、昨日は心が折れそうになった時も実はありましたが、
最後まで、走り切ることができました。
「みんなち違って、みんないい」
実は自分に対するメッセージだった。
今まで、わかったような気分で、この言葉を使っていましたが、
心が折れる原因は「人と競争してしまうから」
人と競争せず、自分と向き合う。
「みんな違って、みんないい」
自分自身で自問自答しながら、苦しみながら走った後半 ”67-8㎞→100㎞”でした。
速い人もいるけれど、どんどん追い抜かれても行くけれど、
人とは競争しません。
マイペースで、自分と向き合います。
そして正々堂々と、自分自身のなかなか越えられない壁にぶち当たっていきたい。
歳をとり、当たり前のように衰えも感じておりますが、まだまだあきらめません。
サブ10とスパルタスロン。
結果は、予想タイムよりかなり遅かった昨日のレースでしたが、
身の丈を知り、自分自身を知り、
「みんな違ってみんないい、そして自分も」
の昨日のレースでした。
サロマ湖ウルトラマラソンに感謝!!
おやすみなさい。