義援金の被災者への一律配分が検討されているが、その額をみて、どれだけ役に立つのだろう。。。と心配になる。

◆一律一人当たり35万円とかいっても、かなり一時的な支援にしかならないようなきがするので、この方式に違和感を感じた。

先日、手をつなぐ育成会のほうで義援金を集めているとき、支援者から「ちゃんと知的障害者のためになるように使ってもらいたい。その旨、集めている本部にしっかりと伝えてほしい」との意見があった。

私個人としても「納得」の意見。

義援金を一時金で配ってしまうと、単に「お金」としてだけの意味になってしまう。何の相乗効果もない。気持ちも伝わりにくい。後に残らない。

義援金も気持ちを載せて使っていただきたいと思うので、

やはり、「目的別義援金」があってもよいような気がする。

そのほうが、配分する時も、どのように配分するか迷うことなく配分できる。

◆金融機関も義援金(復興資金)としての基金を創設しておくことを考えてほしい。

今回のような未曽有の災害の場合、企業も商工会、商工会議所も壊滅しているところが多い。しかし、資金さえあれば、なんとか復興できるところも少なくない。

仙台銀行が、日銀に資金の供給を要請している新聞記事があったが、これをあらかじめ、震災基金として用意してくことも考えてほしい。

そして被災企業に無担保、無保証、無利子で貸し付ける制度を作ってほしい。

こういう制度があることで助かる企業がどれだけいることか。