創業支援について思うこと
先ほど、フェースブックに佐賀市で創業支援セミナーを開始したことを報告しました。
「創業」なかなか重い言葉ですが、これを”重い”、”大変”と思う人が、最近増えています。
というより、高い志(こころざし)や、野心を持つ青年が少なくなってきているように思います。
原因はいくつかあるとおもいますが、このことは日本にとっても大きな問題であり、
現在、開業率が廃業率を下回る状況が、ここ何年も続いている状況を作っています。
これ(開業率<廃業率)は、「昨今の不況を反映したもの」といってしまえば、それまでですが、
それよりも何よりも、大企業志向、公務員志向等に代表される昨今の安定志向がもっとも大きな問題になっているのだと思います。
安定志向、言い換えれば、サラリーマン志向。
学生のほぼ100%がサラリーマンになることしか、就職することしか考えていない。
自分で、事業を開始して、自分で世の中を変えていきたいと思う人間は減ってしまっている。
この状況が悲しい。
創業しようと思う人を少しでも増やして、この日本を変えていこう。
少しでも動いてくれるよう力を尽くしたい。
この考えは、私の中小企業診断士としての本分であり、今後も、この方向性は変わらないと思います。
創業するに当たっては、創業したいという強い気持ち、ビジネスプラン、そして資金調達の順で、考え方をまとめていかなければなりません。
この流れをしっかり支援・応援することで、少しでも創業者が増えてくれればと思います。
創業者を増やすこと、イノベーションマインドを持った人を少しでも増やすこと。
このことに、これからももっともっと尽力していきたいと思います。