2016.04.09 海外からの飛行機の中。海外展開におけるローカライズという考え方。
いつものように、外国からの帰りの飛行機で、ドキュメンタリー系の番組を見ています。(映画も見ましたよ)
今日は「世界は今」というJetoroが作った番組をみました。
国内の企業の海外展開・グローバル戦略を特集とした番組ですが、いろいろありましたが、”お茶” と ”おでん” の話は面白かった。
おでんをタイで広めようと考えた、ファミマは、トムヤンクン味のおでんを販売しています。日本人には、ええ~っ て感じですが、現地ではうけているようです。
そして、お茶。日本のお茶、煎茶は、そのままでは、海外では不評。しかし、ミルクを入れて抹茶ラテは、欧米では、受けれられ、お茶をコーヒーやコーヒー牛乳で割ると、中国人に人気でした。
キーワードは、日本の商品の ローカライズ (現地商品化)
日本の良さをそのまま、海外にも分かってもらいたい。そのうえで、販売を広めていきたい(例えば日本酒)という取り組みもわかりますが、
やはり、現地のことを理解していないと、マーケティングなどできるわけもない。
これを突き詰めると、やはり、既存の商品(日本で売っている商品)を、少し変えて、現地向けに新たな商品としていく。
この努力がない限り、日本の農産物の海外展開の進化はないですね。納得の番組でした。
私も、機会があれば、これからも海外展開を行いたい事業、企業を応援したいと思っていますが、マーケティングを考えると、必ず、この展開を考えることになるでしょうね。