(独り言) 実は昔も今も変わらない
仕事の話で恐縮ですが、最近、行ったいろいろな事業所の社長、所長など、偉いベテランの方たちから、
なかなか、旨く機能していない組織、そこで働く人たちに対し、
「なんで、こんな仕事ができないのか」
「自分が若い時は、先輩の仕事を見て、自分で仕事を覚えていった」
「なんで、俺の言っていることがわからないのか、わからん」
などなど。
その言葉に対する、私の合わせ方は、
「昔はそうだったかもしれないけど、今は違うんですよ」
「ちゃんと指示しないと、手取り足取りしてやらないと、彼らは動きませんよ」
「最近の若い人たちは、どこでも聞く話ですが、みんなそうなので、これは社会の流れなんです」
「だから、この人たちでもちゃんと仕事ができるよう、組織として、会社としての仕事ができるよう、仕組みを作っていくのがトップの方たちの仕事ですよ」っと。
しかし、山本五十六の言葉、
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
この最近の若者が「仕事覚えない、できない」という話、
昔からあったようです。
少なくとも、山本五十六の生きた時代。
若い者に対し、苦言を呈している、おじさま方、戦後生まれの方たちが、生まれる前の時代から。
実は、人の性質(たち)って、むかしも今も変わらない。
人の育て方は、今も昔も同じ。
今日も聞きました、「最近の若い人は・・・」でも、
同じなんですよね。
経営者、リーダーの方のすべきことは、
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ」
おやすみなさい。