一昨日、バイオマス研究会の長田先生、鶴田先生起案の補助金の審査会に参加した。
補助金そのものの審査は厳しいように思われるが、申請書を作る過程で、いろいろなものが見えるようになってきた。
バイオマス研究会には、バイオマス事業の川下から川上までいろんな方がそろっている。
http://biomass.geopromote.jp/index.php/2010-05-21-07-06-25
今回の補助金申請の対象は、バイオマスの乾燥技術と燃焼装置の開発であるが、この装置の位置づけを考えることによって、入口の問題、基盤技術となる乾燥・燃焼装置の問題、最終的に製品を普及させるときの問題、課題等さまざまなものが見えてきた。
課題が見えるとそれを乗り越えるための対策が必要になるが、
個人的には、乗り越えた先のいろんな事業のモデルが頭の中に閃いてくる。
詳しい説明は、ここでは省くが、
研究会参加者の中の機械加工事業者、スターリングエンジンの会社などが組み合わさって、途上国用発電プラントを作る・・・・ODAを実施している国へ販売・展開。とか。
家庭用のシステムキッチン、暖房機等が開発される場合は、ハウスメーカー、デベロッパー等と一緒になって、集合住宅、バイオマスタウン(戸建住宅の集合)を計画してみては・・・
ビニールハウス用のバイオマス加温機とスターリングエンジンを組み合わせた、スマートグリッド的な、省エネ暖房機・・・など。
そこに、私の分野である障害者雇用の実現のためのステップを組み合わせていくことを考えると、。。。だんだん、わくわくしてきました。
課題は多いのですが、将来を考えると本当に面白い。
なんとか、いろいろな構想を、早く実用実験としてもっていきたいと思う。
<今日の予定>
・実務従事 A社訪問
・C社5カ年計画 再生計画の作成