備忘録・・・福祉避難所体験キャンプ・・
今日の午後、鳥栖市障害者福祉計画策定委員会の後、もう一件、打ち合わせの機会を作ってもらいました。
残念ながら、今年は福祉避難所体験キャンプは実施できませんが、いずれ続けてやる。。ということを確認させていただきました。
鳥栖市内に3か所指定されている福祉避難所ですが、次にどこでやるかは、まだ先の話として、今日の会議で、このキャンプの最終ゴールを確認することが出来たような気がします。
ゴールは、「個人の防災計画を作ること」
福祉避難所が利用されることを想定して、避難所で何ができるのか?を考えると、障害を持った方々の多様性により、何を準備しても、準備しきれるものではない。
最初から、万全の避難所を目指すのではなく、その避難所で何ができるのか?何を準備できるのか?を明確にしておくことが最も大事なことで、
そうすることで、障害をもった方、個人個人(保護者を含む)で、何を準備すれば、良いか、何を準備しておかなければならないか、、が分かる。ということ
写真の冊子は「障がいを持つ人が災害に備えるためのハンドブック」という冊子ですが、東日本大震災のころ、私の手元にあったような気がしますので、そのころ作成された冊子です。
この中で、「個人防災計画を作ってみよう」とあり、書式も用意されています。
今日の打ち合わせで確認したのは、少人数でもよいので、福祉避難所体験キャンプを実施して、自分(保護者)で、この防災計画を作ってみてもらいましょう。。。。というもの。
そうすることで、参加した方が、どういう準備をしておかなければならないのかが、分かってくるし、
紹介されている個人の防災計画で、ここに記載されていないことで、大切なことが発見されるかもしれない。
そして「この防災計画を作成する」という行為を、少しでも多くの該当者に広めていく。周知していく。作成していただく。
こういう流れで、福祉避難所体験キャンプの目的が達成できるのでは。。と、少なくとも私は感じました。
①受け入れ施設は、その施設でできることを明確にする。
②避難する側は、自分(個人)の防災計画を作成する。
あとは、この体験キャンプを継続し、①②を少しずつでも充実させていく。
と、こういうことでしょうね。
今日の会議で、思ったこと、頭に浮かんだことを、確認できたことを、記録として、ここに書いておきます。
おやすみなさい。