ゆぶねの郷

今日は太良町にある「ゆぶねの郷」というA型事業所に行ってきた。

大和養護学校のPTA研修の一環であるが、この場所を選定したのは私(PTA副会長、社会教育部)。

理由は、新しい事業所であること、A型事業所で、しいたけとワサビを生産していおり、もともとの経緯を知らなかったからである。 ほとんど興味本位。

しいたけについては、鳥栖のマリーズハウスと同じというか、師匠のようなしせつなので安定しているように見えた。ワサビのほうは、やっと今年で2年目なので、生産、出荷がようやくできるようになってきた段階とのこと。

わさびの生産は結構、神経質なかんじだったので、障がい者が働く事業としては、栽培のところは、すこし難しいような感じをうけた。しかし、実際はよくわかりせんが。

わさびについては、生産品の品質がよければ、民福連携のネタに十分なるものなので、今後の生産性、量の向上に期待したい。ところだった。

PTAは、女性が参加者約40名中38人。直売所では、ほとんど全員が買い物をして帰ったので、施設も喜んでくれたのではないかと思う。

http://compass.shokokai.or.jp/41/4144110039/index.htm

中小製造業改革研究会

“中小製造業改革研究会” 

中小企業診断協会の福岡県支部の研究会の一つであるが、私(佐賀県支部)も参加させてもらっている。

昨日もこの会合があり、私から、食品製造業のHACCPシステムについて、話をさせていただいた。

最近、なかなか、HACCPに触れる機会が少なかったが、久しぶりに改めて勉強した。

1昨日(土曜の夜)は、この準備のおかげで、夜中の2時くらいまでかかってしまった。(ちなみに本日は、3時起床)

HACCPシステムは、ISOと同じく、考えている企業は多いものの、なかなか導入する企業は少ない。

それなりにメリットがあるシステムであることはわかっていても、かかるコスト、社内の対応費用(人件費)、登録料、コンサルタント料、審査料・・・結構費用がかかってしまうことに、躊躇しているのが原因。

医薬品のように法規制で縛られると、上記のようなコストも、”必要経費”という見方もできると思うが、厳格に縛られていない、食品加工業では、その見方はない。

では何から始めるか。。。というと。

HACCPシステムは、品質管理のシステムではあるけれど、経営管理の一つの手法である。5Sもあれば、経営者のコミットメントも考慮しなければならない。(ISO22000)

こうなると、全社的な取り組みとなり、企業内でも経営者と従業員の一体感を醸成するツールとしても十分機能する。

すこし、苦しい説明になっているが、継続して成長していく企業を目指すのであれば、少しでも多くの社員に経営に参画してもらう、会社のことを考えてもらう機会をつくっていくことが、その一つの方法だと思う。

HACCPとか、ISO22000、ISO9000とか、大上段にとらえてもなかなか、中小の製造業では対応は難しいと思うが、5S活動として、開始し、従業員全員で、企業のあるべき姿を考えることができるようになれば、

成長する企業として、一つの壁をクリアできるようになるのではないだろうか。と思う。

中小の製造業で経営管理に悩んでいる経営者がいたら、まずは、5S活動から。

うまく、運営することができれば、企業の強みを作っていく絶好のツールにもなる。

ということで、明日は、5S活動について、すこし書いてみたい。

<本日の予定>

F社との打ち合わせ。

S社のデータ整理。本年度のCFのねん出計画。

C社:気になるけど、今日は上記の2つの対応で終わりそう。

環境ビジネス

環境ビジネスに関して、中小企業白書にも取り上げられていることを先日書きましたが、

グリーン証書の取引、排出権取引、、、いろいろ、まだ実感のわかないビジネスモデルがある。

昨日も、N総研の方とお話する機会があり、太陽光発電に関するビジネスモデルについて、教えていただいた。

単純に、市場規模だけで行くと、これは予測であるが、2018年には、現在の4-5倍の大きさになる分野であるとのことだった。

新しいビジネスモデルがあり、しっかりとした市場がつかめているのであれば、ファンドからお金は集められるということだった。

融資の場合も同じで、しっかりとした”設ける仕組み”を作れれば、お金の都合はなんとかなるということなので、今、Kさんとやっているこのモデルについても、しっかりと設ける仕組みを絵に描きたいと思う。

来週の環境展には行ったほうがよさそうである。日帰りか、一泊で行ってくるか?私の誕生日に。。。(5/27)

<今日の予定>

C社の改善計画書、事業DD報告書の作成

C社訪問

S社のデータ整理、報告書(多分ここまで行かない)

研究会での報告資料の作成(HACCPについて) 参考資料には目を通しておきたい。

TCCの総会 そのあと懇親会・・・酒なしにしよう。

営業の基本中の基本

今日から時々いま集めているマーケティングのネタ。商品・サービスのマーケティングを考えている人に役に立つ情報を伝えていこうと思う。

いま、実際、マーケティングのネタを整理しているところで、100個までは集めようとおもってせっせと、書き始めたところ。

その中の第一番目”営業の基本中の基本”をお話します。

★あなたは、今、あるスポーツ品店で、お店番をしています。

一人の中年のおじさんがお店に入ってきました。

シューズ売り場、ランニングウエア、あたりをいろいろとぶっしょくして、10分ばかり、いろいろな商品を眺めていきましたが、何も買わないで帰って行きました。

◆なぜ、このおじさんは何も買わないで帰ったんでしょう。

この理由を考えるのが営業の基本中の基本です。

そうです。”お客様が買わなかった理由をなくしてあげれば”、このお客さんは、商品を買ってくれたのです。

買わなかった理由はなんでしょう。

●値段が高かった(考えていたより)

●合うサイズのシューズ・ウエアがなかった。

●好みのデザインがなかった。

●自分に似合うかどうかわからなかった。

●初心者なので、どの程度のものを買えばよいかわからなかった。

●ほかのお店とくべてみようと思っていた。

●恥ずかしい。 などなど。

この買わなかった理由に対し、一つ一つ対策を考えていくのが、営業の基本中の基本。

その具体的な方法として、チラシだとか、接客、値段設定、新たな商品開発等の対応が出てくるのです。

”お客さんが買わなかった理由”を全部なくせば、お客さんは、間違いなく自社の商品・サービスを買ってくれるのです。

お店に入ってきたお客さんが、もし、何も買わずに帰ったら、必ず、その理由を考えてみてください。そこに、マーケティングのヒントがあります。

<今日の予定>

・C社のデータ整理。数字、数字、数字 そして改善計画書着手

・F社の会長と打ち合わせ。(まだ、アポなし)

・朝、ランニングをさぼったので、昼もしくは夜ランニング。(必ず)

企画力養成講座

昨日、遅くまで、C社の損益データの整理をしていたことと、今朝も、本日訪問予定のF社のデータ整理をしていた関係で、また、午前中、佐賀県立大和養護学校のPTA総会と役員会、といったスケジュールだったので、(いつものようにせわしい一日)

朝のブログとジョギングをさぼってしましました。残念。時間があれば走りたいのに・・・

と思いながら、本日も午前中のPTA総会・役員会、3時からのF社ヒアリング、6:30からの企画力養成講座打ち合わせ(夕食をとりながら)と忙しい一日でした。

ところで、本日の本題の「企画力養成講座」ですが、誰をターゲットとしているかというと、「行政(市町村)の若手職員」。

 この職員の方たちに、提案力、課題解決力を養っていこうという企画。

テーマは、「広域連携」とし、鳥栖・基山・みやき、上峰の佐賀県組に加え、久留米、小郡、筑紫野などの近隣他県都市も含め、研修会を開催してみようという試み。

詳細は、まだまだであるが、アイデアとしては、少しまとまってきたので、あとは企画書として、営業ツールとしてまとめなければならない。

パートナーとなっていただく強力な方も、いますので、このIさん、Kさんらの力をかりながら、早めに、この企画を提案できるまで、まとめないといけない。

そのうち、また、その詳細については報告します。

<明日の予定>

朝6:30~ クローバー朝市

13:00~ 野球 鳥栖市大会

F社データ整理と月曜日からの米国出張の準備。

がんばれ中小企業ファンド

昨日は、日中訪問した株式会社川口スチール工業の社長 川口信弘さんと、夜、会食(というか、かるーく一杯)

話は、新規事業の話から、福祉、政治の話など、、、いろいろと楽しいお話を聞かせていただきました。

http://www.steel-k.com/ ←川口スチール

川口スチール工業の一つの新規ビジネスはこちら ↓

http://www.youtube.com/watch?v=4kke3IxRJWk 

その中で、新規事業の話で、2,3あったのですが、ファンドの活用という話が出てきました。

資金調達ということでは、いままで、政府系金融機関からの融資ということがすぐ頭に浮かぶ自分でしたが、

ファンドの活用という言葉を聞いて、そういえばと思いだしたのが、「がんばれ中小企業応援ファンド」。

中小機構のホームページで内容を確認することができますが、

http://www.smrj.go.jp/fund_search/cgi-bin/search.cgi

検索してみると、あるある。事業計画を立て、審査してもらうというプロセスは、基本的に融資と同じ、

しかし、直接投資を得られるという点は、投資されるお金に「生きてる」感を、感じる資金ですね。(融資より)

ファンドによっては、いろいろと、経営に関与してくることも考えられるので、一概に、これがよい。ということはできないけど、

資金調達の一つの選択肢としては、非常に面白い方法だと思います。

新規事業・創業の活かし方として、使っていきたい方法です。

<本日の予定>

・純水海洋深層水製造工場 竣工式 出席 同披露パーティまで 

・夕方:佐賀県中小企業再生支援協議会にて、支援企業に関する打ち合わせ

・夜:佐賀市インキュベートルーム勉強会の講師

何かを加えて差別化

昨日、ある運送業の社長さんとお話をしました。

その中で、これから生き残っていくためにはどうしたらよいか。といった内容のお話も出てきました。

答えは簡単で、自らの(自社)USPを持つこと。

といってもこのUSP(ユニークセリングプロポジション)を持つことが結構難しいのです。

USPとは、「自社の独自の売り・強み」のことで、他社にない(製品)サービスのこと。

「うちの会社は、他社にできない***のサービスを行っています」といえる会社になれるかどうか。

言葉では簡単なんだけど、実際に考えてみると、なかなかこの言葉が作れない。

でも、本当に生き残っていくのであれば、これを常に考え続けないと生き残っていけない。

運送業の場合、私のいる鳥栖およびこの周辺だとで600社ほどあるといいます。全国で6万社。このように、結構競争の厳しい業界であればなおのことでしょう。

ヒントはあります。

自分(自社)にできる「何か」と「何か」をくっつけたサービスを考えること。そしてそれを磨くことです。

たとえば、昨日話したのは、通常の運送業のほかに物販も行っている会社であれば、その物販の効能を、お客さんにアドバイスができるようになるまで深掘りする。(俗にアドバイザリーコンサルティングと呼ばれる手法)

そして、その物販と通常の業務とをくっつけて、お客さんの役に立てるという信念を、顧客にプレゼンテーションしていく。

たとえば、こんな感じで自社のUSPを作っていく。

会社が真に継続企業となっていくためには、本当にこれがキーポイント。

<今日の予定>

・鳥栖市内KS社との打ち合わせ、経営革新申請の可能性

・N市議さんとの面談 手をつなぐ育成会の活動について

・F社のデータ閲覧 事業計画の見直し。

・明日のインキュベートルーム勉強会の資料準備

以上。

地域資源

最近、地域資源活用事業計画認定に関するしごとが増えている。

私の場合は、専門家派遣という立場であるが、

現在、名尾手漉和紙と佐賀産の大豆を使った野菜スイーツ等の事業計画を立てていく仕事にかかわり始めた。

名尾和紙については、谷口さんの工房が唯一の工房であり、非常に貴重な地域資源である。

一方の野菜のお菓子 宮本邦製菓のほうは、佐賀産大豆(品質日本一:1等級含有率80%)を使ったスイーツであり、佐賀産の地域資源に強力な誇りを持っておられた。

これらの双方から、佐賀の地域資源の価値と大事さを感じている。やっていて、楽しい仕事の一つである。

一方で、私の地元の鳥栖はというと、地域資源としては、観光の「筑紫野氏勝尾城」がある。これについても、貴重な地域資源財産であるが、この地域資源を生かした事業計画はできないものか・・・・ 誰かいないのかなと思った次第。観光協会にでもいってみようかな。

<今日の予定>

・C社の支援報告書および改善計画書作成開始

・インキュベートルーム勉強会用資料の準備

・F社の資料閲覧、計画の見直し。

・マーケティングネタ100およびHPのリニューアル・・・・(かなりの滞りになってきた)

マーケティング道場

自分自身の勉強も兼ねて、「P.A.C.マーケティング道場」というブログを計画しています。

ブログは、「まちブログ鳥栖」の中に出すことを考えているところですが、

USP、ジョイントベンチャー、基本的な問題解決力、ニッチ戦略等、サービスマーケティング等、今まで勉強してきたものをここでまとめていきたいと思っています。

その前に、一度、マーケティングのネタを整理しなくては・・・・・・

いまのところ、どれくらいかけるものかどうかは、不明ですが、100件のネタを目標にまずは書き出してみたいとおもいます。

<本日の予定>

H社の地域資源活用事業申請の調整、同専門家派遣申請

Y社の経営革新についての専門家派遣申請

RS協議会との打ち合わせ

マーケティングネタの整理 など

自社の商品(品質経営システム構築支援)

今、「自社の商品とは何か?」を考えている。

すっと、一番最初に浮かんでくるのが、

「中小企業へのISO9000、22000のシステム構築支援」

具体的には、成長途中の中小企業へISO9000及びISO22000から学ぶ、(品質)経営のエッセンスを提供する。

中小企業でもISO9000や22000の認証を取得することは可能である。また、認証取得に魅力を感じながら、そこまでお金をかけることまではしたくないと考える経営者は少なくない。

そこで、認証取得とまではいかないが、ISO9000やISO22000のエッセンスを経営に導入することで、「経営のリスクを低減させ」、「改善活動を活性化させる」ことを目的としたシステムを提案する。

ここをターゲットとした、自社の商品・サービスを作ろうと考えている。

続きは、また明日。