障害者福祉事業について
最近、もともと会社を辞めた理由である、福祉事業の展開について、頭の中を廻っている。
理由は、先日、九州地区の特別支援学校のPTA連合会の会合があった時に出会った、熊本のヨシダ精工の社長の吉田さん
http://www.doyu-kumamoto.gr.jp/html/iinkai/syog.html
そして、昨日、大和養護学校のPTAとして見学した佐賀コロニーである。
吉田社長は、会社の業績が悪くなったとき、A型事業所を立ち上げられ、現在は会社自信の業績も回復し、一般企業のA型事業所の設立、普及をいろいろなところで進めている方である。
熊本県内では”熊本県中小企業家同友会”で、障害者雇用のマップを作成し、障害者雇用の促進を進めている方である。
現在、私自身も一般企業のA型就労継続支援事業への参入について、その有用性(企業業績および障害者雇用)およびその方法について、執筆を考えていたところであり、
私の考え方にドストライクの事業展開を行っている方でした。この考え方は、トランスノア社の河野社長とも同じ方向性であり、(ひとりよがりですが)また一人仲間が増えた気分になりました。
ヨシダ社長には、近々、連絡し取材に行くことを伝え快く了承されました。
佐賀コロニーについては、平成28年を目標に民間移譲が計画されている障害者施設であるが、当初320名ほどいた入所者も現在は159名。28年度までに120名まで入所者を減らし、民間移譲を実施する計画を聞いた。
民間移譲する事業は”生活介護事業”ということのようである。入所者の平均年齢は50歳。総敷地面積は約28000坪(東京ドームの4倍)とのことであった。
訪問時は、現在の施設のさまざまな問題点、悩みが報告された。しかし、28000坪の敷地面積については、さまざまな活用方法が頭を廻った。
普通の事業者で、28000坪の土地を一括で買い上げ、そしてコロニーの事業をそのまま継承していくのは現実的ではない。
土地を分割分譲し、いくつかの目的別にその土地を活用することが現実的であろう。
頭を廻ったいくつかのアイデアのうち、先ほどの話ともリンクするが、A型事業所のインキュベーション事業をおもいついた。
中小企業社のうち、A型事業を行いたい事業者に、場所と(可能であれば建物)、そして障害者雇用のコーディネート(斡旋とジョブコーチ)のサービスを提供し、A型事業をうまく運営できるようになれば、障害者雇用のコツをつかんでもらえたら、10年位をめどに、外部にA型事業を設けてもらう。もしくは、そのまま、企業活動として、障害者雇用を実践してもらう。・・・・などなど。
そのほかにも、施設見学から頭にうかんだ事業があるが、いずれにしても、さまざまな可能性が頭に浮かんだ。
民間委譲を28年ということを言われていたが、私自身の計画スケジュールとマッチする時期である。
動こうと思う。
<今日の予定>
佐賀商工会議所 S社への対応の件
その後、F社訪問(鳥栖)、
午後:循ネット(T社) 東脊振?
C社訪問(佐賀市):16:00~