夏の甲子園

夏の甲子園の試合をまともに見てしまうと、涙が出てきます。

試合の終わった瞬間、必ずといっていいほど、泣いちゃいます。
(人知れず、気づいている人は気づいているとおもうけど)

私、涙腺弱いんです。
オリンピック、甲子園この2つに対しては、本当に涙腺が弱い。

本当に頑張った人たちが行けるステージで、
その仕事が終わった瞬間。。。自然に感情移入してしまいます。

今の時期、特に甲子園。
今日は、宇部鴻城高校と、東海大甲府の試合、本当に守備が固く、鋭いスイング、真剣な表情で試合が行われており、双方互角のまま一つのミスで勝敗が決まってしましました。

試合をみていて、終わった瞬間、やはり涙が。。。。

なぜ、涙が出てくるのか?
私も高校球児でした。ひそかに甲子園出場を夢見ながら練習していた球児の一人。

しかし、最後の試合の時は、怪我もあって背番号18.
高校3年生の時、もともとレギュラーではなかったけど、なんとも言えない気持ちのまま、ベンチに入っていました。

夢では、1:0で勝利のはずでしたが、完全な逆夢で、結果は、ほとんど負けるとおもっていなかった相手に、1:0で惜敗。

組み合わせをみて、勝ち上がっていくイメージしかもっていなかったのに、1回戦、この結果愕然として、試合終了を迎えたのを覚えてます。

そのあと、球場外でみんなで集まって、監督を中心にミーティングが始まった時、自分を始め、メンバーみんなの目から涙・・・(今でも思い出しながら。。。涙、涙)

負けたから悔しい・・・そんな涙では絶対ない。

野球が終わってしまったこと、みんなと一緒に野球ができなくなってしまうこと、
いろいろ頭はよぎるけど、

本当に涙の原因になったのは、
「この仲間と野球ができなくなることに対する悲しみ」と、
「今までのみんなへの感謝」
だったのではないか。。

そんなふうに思います。

なので、甲子園をまともに終わりまで見てしまうと、涙は止まりません。
家の中でも、ひとり、泣きながら拍手拍手拍手。。。

みんな頑張った、
よくやった、
いい試合見せてくれた。
本当にうまくなった、
すごい、
感動した
野球やめんなよ

心のなかで、いろんな言葉をかけながら、・・・・・・・います。

今日見てしまった、宇部鴻城と東海大甲府、本当に隙のないいい試合を見せてくれました。みんな集中していい試合を見せてくれました。
ありがとう。

私は今からもずっと、夏の甲子園を応援します。
みんな一生懸命やって、思いっきり泣いてください。
生きている限り、応援します。