昨日、障害者自立支援協議会・・関連の活動で、
「障害者支援のお役立ち冊子?・・こんなときどうすればいいの?(仮称)」(仮称は勝手に付けてます)
の作成を目的に鳥栖・三養基地区で学校の生徒を中心にアンケート調査を実施していますが、
その一環として、アンケートに協力頂いた方のなかから、7人お母さんに来ていただいて、グループ・インタビューを行いました。

2つのグループに分かれてインタビューを行いました。
 私の担当したグループ(若いお母さんたち)からも、いろんな悩みを聞くことができました。
 例をあげると、

・長期休暇(夏休み)は子供についていないといけないので仕事にいけない。
・小学校低学年の保護者であり、日中預かりを行う事業者のこと、居宅介護事業者のこと、困った時に相談に行けるところなど、知らない 情報が多い。(ここでお話しをして初めて知ったことも多い)
・就学前は療育支援先として、整肢学園等を利用していたが、小学校に上がるのを機に、利用対象者ではなくなり、相談いけなくなった。
学校が直接の相談窓口になると思うが、学校では、療育相談・対応できるひとが少ない・いない。
・発達障害について、学校、地域を含め知っている人が少ない。(理解されていない)
・特別支援学校に行った方がよいのか、地域の学校に行った方がよいのか、判断ができない。難しい。
・地域の普通学級での教育を希望したいが、普通学級の支援員を増やしてもらうことはできないのか。
・今からどうなるのか、将来どうなるのか、とても心配。 など。

以前からあった意見と重なる部分はありますが、
 すくなくとも、次の3つのことはいえると思いました。
  「療育支援をできるところが足りていないこと」
  「発達障害についての理解がまだまだ進んでいないこと(専門家も少ない)」
  「相談機関を含む、支援機関に関する情報が保護者、学校に十分にいきわたっていない」

ということで、
 「地域の障害者支援お役立ち冊子・・こんなときどうすればいいの?」
活用の方法を含め、方向性が更に明確になってきたような気がしました。

この活動を行っている「夏休み教室実行委員会」のメンバーの方、
私もそのメンバーの一人です。しかし、いままであまり協力できていないので、やっと少しだけ役に立てたような気がします。
冊子作製まで、まだまだエネルギーがいりますが、皆でがんばりたいと思います。