今日の夕方、ECRIN認証という、ヨーロッパのアカデミアグループ?が立ち上げた臨床試験のデータセンター(データサーバーの運用、データベースシステムの運用を業とする組織)の認証を行う、会議にオブザーバーとして電話で参加しました。
電話というか、PCから会議システムに入っていくものですが、テレカンとこれも呼ばれています。
私の立場は、この認証プロセスの日本からの専門家としてオブザーバーという立場。
もともとECRIN認証の制度はは欧州で作られ運用しているものなので、そこに日本のARO協議会(Academic Research Organization Associateion) も参画し、日本のデータセンターにも認証枠を広げる要望を出しており、今回はそのパイロット認証テスト。
2つの機関が、評価されました。
昨年、この2つの機関(N大学のデータセンター、と民間のT社)に対し、監査が実施され、その結果が本日審査されました。
結果、片方の機関は、概ね認証。もう一つの機関は、足りない文書、仕組みがあるので、この場では認証できず、で、再監査を実施する場合、コストもかかるので、今後の対応については、日本の代表機関であるARO協議会とも協議して決めることになった模様でした。
審査結果に対し、自分にも意見を求められましたが、事前に送ら得てきていた監査報告書を見ての私の印象は、審査結果に同意できるものでしたので、この理由を述べて、I agree with the decision. の意見を述べました。
会議の中では、今日は日本エリアでののパイロット認証という位置づけで、審査が行われていましたが、
アジア・パシフィック圏での可能性も今後考えたい、、等の、意見もでていました。
これから、この話題も時々書くとおもいますが、内容は、ISO27001に、GCPとしての要求事項を盛り込んだもの。
これからの伸展が楽しみです。