世界を飛び回る仕事
先日、シンガポール、マレーシアからの出張から帰って、思ったことがある。
高校生の一時期、会社に就職してからの一つの夢は、「世界を飛び回る仕事をする」というものだった。
会社に入り、何の取り柄もなかったので、英語の勉強をし、
いろいろ、タイミングの良い機会もあり、英語がある程度使えるようになった。
そして、会社で、そして業界団体(日本QA研究会)等で、海外へ出かける仕事を多くすることができた。
会社内でも、海外勤務のお誘いも多くあった。
しかし、自分の息子、祐太郎が、自閉症とわかった時、私のライフワークの方向性が変わった。
それから、政治家という職業や、福祉という世界が私を誘惑するようになり、現在に至っている。
今の夢は、と聞かれれば、「障害者を1万人雇用する企業を作る」とか、「障害者福祉でノーベル平和賞をとる」だとか、
最近では、政治家(たとえば、市長、知事)などの仕事も、私の夢かと思うくらい、頭に浮かんでくるようになった。
しかし、もともと、私の夢は、というと、「世界を飛び回る」そして「人の役に立つ」ことだった。
今回の出張を通して、昔の夢を思い出しちゃった。
スティーブジョブスのスピーチでは、Connecting dotsという話があり、
今は、無意味、繋がりはないとおもっていることも、いずれ繋がることがある。
そこで、はじめて、違うことにチャレンジしてよかったとおもう。という、一節がある。
私の夢も、いつか、繋がるか? 国際便利屋・・いいな。