起業家のはしくれ

最近気になってグラフがあります。
それが、先日、中小企業診断士の理論政策更新研修でもお話しした下記のグラフ。
これは、日本の開業率と廃業率の推移を欧米と比較して表したグラフです。

①2014_理論政策研修_レジメ_起業・創業について

以前は、廃業率が開業率より高いことが話題になっていましたが、
このグラフでは、日本の開・廃業の新陳代謝の低さが指摘されています。

この新陳代謝の低さが何を指摘しているのか、、というと。
日本の起業家の少なさを指摘しています。

その原因については次のグラフがよく示しています。
ni 2014_理論政策研修_レジメ_起業・創業について_ページ_12

要は起業家≒自営業を志向しない人が増えているということ。
サラリーマン、公務員、安定志向、大企業志向、日本の労働環境を表す代表的な言葉がこれですが、
これが”悪”とまではいわないけれども、”さびしい” 結果を生んでいる結果になっています。

最近の草食系男子が増えているのも、この傾向が反映したもののようにも感じます。

日本男児といえば、やはり ”侍”。
一人でも生きていける力がほしいもの。また、それにもまして、”夢”。
「自分は何のために生まれてきたのか」、「誰のために」、そして、「希望」「野望」「野心」。

このことは男だけにいえることではない。
そうは思うけど、自分が男であるだけに「男」に力が入る。

女性の活躍は待望すべきであるが、九州男児、日本男児であれば、それをリードする男であることを目指す。
意地っ張り、見栄張り、欲張り、それを自覚することで、自分が伸びる。

そんなことのように思います。
私も起業家のはしくれ、
「夢」「野心」を持ち続け、そのために「意地っ張り」「見栄張り」「欲張り」で、
「往生際の悪い(≒あきらめが悪い)」をかっこいいと思う人間として生きていきたい。

中小企業白書表紙

日本をリード、応援する起業家となることを誓います。
100歳までに障害者雇用1万人の企業。必ず達成します。タイムリミットまであと49年。