自分自身の限界探し

昨日のスパルタスロンの話の続き。

マラソンを”おもしろい”と思ったのは、自分の人生と重なったから・・・とは大げさですが、重なったイメージをもっているのも事実です。

42.195km 初マラソンのときは、
はじめてのマラソンで、何が起こるんだろう。。と不安。
未知の世界への”旅”をイメージして走りだしました。もう13年くらい前?。

そして、意気揚々とはしり、ハーフを折り返し、1時間45-49分くらいで折り返したような記憶です。
ここまでは、楽勝と思いながら走っていたのですが、25km過ぎに、どうも前を走る人についていけなくなり、
ずるずると、ペースが落ち始めました。

さて、今から・・と、数回は思ったような気がしますが、前には進んでおらず、
老若男女・・どんどん抜けれ始めてしまいました。

それでも、あきらめたわけではないのですが、
25kmから30kmまで、、遠かった。
30kmから42.195のゴールまで・・・気の遠くなるような”遠さ”を感じてました。

35km付近では、今までに経験したことのない”きつさ”を味わい始め、
「こんなレース2度とでるか」。。と、思い、一人ぶつぶつ言いながら走ったのを覚えています。

ほんとにきつかった。
結果は4時間8分だったけど、最近かかった4時間30分の時よりも、百倍きつかったのを覚えています。
なぜ”百倍?”—それは、はじめての経験だったから。

しかし、そのあと、しばらく経つと。
4時間を切れなかったこと、
半年やめていたたばこを吸って、おいしくなかったこと?
そして、ゴールの時のそう快感?
自分自身の満足度。。などなど、重なり、

2週間後には、次のマラソンレースを考えるようになりました。
そこから、ランニング人生の始まり。

(中略)

そして、48歳の時、49歳で100kmマラソンに挑戦することを決意し、
大会目にに、1年間で3回以上フルマラソンを走ることを決意し、3回走りました。

そして、おととしの6月3日、はじめての”阿蘇カルデラスーパーマラソン”に出場しました。
結果は、思いのほか走れて、11時間26分。
朝5時にスタートして、夕方4時26分にゴール。

このレースが、今の自分を喚起したレース。
100km走れるんだ・・・という自分の力への賛美。
100kmの途中で降りてきた神様・・・途中2回ほど(55km過ぎと92km過ぎ)、体が軽くなりました。

なんじゃこりゃ。。。という感じですが、自分自身の体の不思議を感じた瞬間でした。
人間ってどこまで走れるんだろう・・・
皆が思っている、自分の限界って、ほんとに限界?

自分自身の限界って、どこなんだろう。と、

未知の世界への興味。これが現在マラソンを走っている理由。

走る距離を延ばせば延ばすほど、その気持ちがわいてくる。

これがm、現在の私のマラソンに対する興味。
自分自身の限界を探して、今日もトレーニングします。明日も。

鉄人系オジサンアスリート。
今はこの言葉を目標に、日夜頑張っています。

最後は、書きながら、疲れちゃった。

習慣化できるか

私は今、スパルタスロンのいうギリシャで行われるレースに出たいと思っている。

アテネからスパルタまで243.5kmを走破するレース。
間かんぺいさんが走って日本でも有名になったレースである。

このレースに参加しようとすると、
日本人枠が70人ほどあり、そこに記載されている条件が、
250km以上のレースに参加したことがあり、36時間以内でゴールした経験があること。
100kmのレースで10時間30分以内で走ったことのある人 とある。

私はまだ250kmのレースを走ったことがない。
100kmは走ったことはあるが、最高で11時間26分。
標準記録に一時間も足りない。

マラソンはじめて、十数年。年齢51歳。
ウルトラマラソンのデビューが49歳で現在、100kmの完走歴4回。

現在ウルトラマラソンの10時間台の記録を目指して、トレーニングをしているところであるが、
スタミナ、スピードとも、まだまだ足りない。

今年に入って、300km/月以上の量の練習を続けているが、
なかなか記録は伸びない。
年齢のせいもあるかもしれないが、この練習量では、足りないようである。

最近、練習量を増やしているところであるが、
これもけっこうしんどい。

これを、習慣化できるとブレークスルーできそうな気もするが、
分からない。どの程度量を増やしていけば。。。

目標のレースに出るためには、
標準記録をクリアするためには、

体質から変えていかないと到達できそうにない。
体重も減らし、体脂肪率を10%前後まで落とす。

そして、練習量を増やして、標準記録を目指す。

こんな簡単なシナリオになるが、
仕事の量とのせめぎあい、時間の使い方が本当に悩ましい。
目標を決めたら突っ走りたいところであるが、そう簡単にはいかない状況もある。

ここをなんとかして、少しでも前に進みたい。
どこまで”習慣化”できるかが課題である。