RQAの年会から先ほど、帰ってきました。

先ほど、イギリスブライトンでのRQAの年会参加から家に帰りつきました。

イギリスRQAのAnnual Conferenceへの参加は久しぶりで、お金もかかっちゃいましたが、いい大会参加になりました。
SQA(米国)のほうはほぼ毎年参加していますが、登録料が少し高い(今回で800ポンド)ので、躊躇していましたが、やっぱり出てみて良かったと思っています。

今回の学会のテーマが、「Quality Quo Valid?」 と、辞書を引かないと分かりにくいテーマですが、
「”品質はどこに向かっているの?”」というテーマで、自分たちの仕事である、QAという仕事、役割を見直すころがテーマとされていました。

1999年、私が初めてこの大会に参加した時のテーマというか、私が最も印象に残った言葉が、Pro-active な監査がこれからは求められる。というものでした。

監査とは、実際にやってしまったことを調査、検査するのが監査と思われていますが、
「今から起こることを、事前につかんで、想定される問題が起こらないようにすること」をProactive な監査といいます。
人のあら探し、間違い探しではなくて、これから起こる可能性のある問題を事前に起こらないようにする能力。
これがProactiveな監査の目指すところです。

こういうと、一般の方のイメージで監査が監査ではなくなってしまうかもしれませんが、
監査を複数次元的にとらえると、こういう考え方もできます。

1999年、この言葉に感銘し、いつか起業したらこの言葉を会社名に使おう、そう思って、
その10年後の2009年独立し、会社名をPo-Active Consulting と名付けました。

Proactiveという言葉は、私の受けた印象以上に、多くの意味を持っています。
細かく、ここで説明することはしませんが、
QAという仕事だけでなく、診断士の仕事、新しく興していく事業、地域のこと、障害者福祉のこと、今から起こっていくことすべてに、常にProacticeにものごとを考えていきたいと思います。

今回の出張で、沢山の出会いもありました。私のモチベーションもぐっとあがりました。
イギリスRQAの皆さん、そこでであった他の沢山の方々、それに、そのあと立ち寄った古巣の旧友、ありがとうございました。

今回の出張。ほんとに良かった。
これからも、ぐぐっと頑張るので、皆さん、みちょってね。

ひとつ、よろしく。