2016.9.27-28 宮崎大学工学部 集中講義 経営工学

テーマは「技術者倫理と経営工学」で、今回は「経営工学」の部分を受け持ち、90分 × 8 の 2日間の講義でした。

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話の内容は、ビジネスのスタートアップのところに重点を置いた経営の話をさせていただきました。

学生たちにとっては、おそらく初めて聞くキーワードばっかりだったろうな、、ということで、できるだけ、同じことを繰り返し、繰り返し、説明することを心がけて、授業を進めました。

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2日目の途中からは、ビジネスプランを作る練習を2題。
私から例題というか、何社か、今から事業を始めようとしている会社、新規事業を新たに始めようとしている会社(始めたけどうまくいっていない会社)などの状況の例文を起こし、

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それをスタートポイントとして、
商品・サービスの特徴、価格、販路、プロモーション、事業の環境分析、将来の目標などを、グループあるいは一人で考えてもらいました。

この話の中でも、特に繰り返し話したのは、
①起業家、起業家精神(アントレプレナー)について
②将来の目標を持つこと

それに、追加で熱く語ったのが、
仕事していないのに、行動も起こしていないのに、
自分に何ができるか、自分が何をしたいのかなど、自分探しができるわけがない。。ということ。

「勉強して、行動して、仕事をして、初めて、課題が見ててきて、自分のやるべきことや、進むべき道は見えてくる」ということ。

私自身も大学に在学中は、まったく自分のやりたいことが明確にはできませんでした。

しかし、会社に就職し、自分の バカさ を認識し、仕事に一生懸命打ちこみ、勉強もたーくさんしました。そうすると、会社の中や、自分自身の課題が見えてきて、自分の進む方向がちらっと見えたのを覚えています。

ちらっと見えてくると、自分の処遇や、会社のやり方に、真剣に腹の立つこともあり、自分自身のモチベーションに火がついていったのも覚えています。

話がそれそうなので、元に戻しますが、
学生たちにも、できるだけ早い段階で、仕事あるいは、方向を決めて行動を起こしてもらいたい。

商品やサービスを考えるところでは、
・(ターゲットは誰?)誰のための商品・サービスなのか?
・「ターゲットの顧客」と「商品の特徴」とプロモーションはセットで考えること。

などを、個別でもできるだけ丁寧に説明して理解してもらうよう努力しました。

結局は、生き方として、サラリーマンだけではなく、将来、自分で事業を起こして生きていく、、という生き方を強く、少なからず意識してほしい。そう思いながらの、2日間の授業でした。

来年もまた、授業を担当することになるとのことですが、
来年は、もう少し上手にできるかな。

私の話を真剣に聞いてくれていた数名の学生の目は、しばらく忘れられないですね。

100点満点ではないけど、母校に少し貢献できたような気もして、ちょっといい気分です。
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塩盛先生、保田先生、ありがとうございました。
私自身、いい勉強・経験をさせていただきました。

また、飲みましょう。。
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2016.08.04 RQA Regional Forum

本日、午後3:30~ RQA のアジアパシフィックエリア内の
Regional Forumgがあり、Web Ex+電話でつないで参加した。

半年に1度くらいの頻度だろうか、J&Jの Junさんが企画し、開催されている。

そのうち、開催場所のシンガポールに行って参加したいな、、などと思いながら参加ししたフォーラムであるが、
本日のテーマは、PV PharmacoVigilance

これから、私の仕事の領域、QAの領域でも、比重が増えてくることが予想され、
大切な事業領域になる可能性があり、勉強もしなきゃ。。と思っていますが、、

以前から、国内のPVは経験があり、いつでもできそうな気がしている領域ではあるが、
いざ、本日の発表で、海外のPVの活動の話には、話だけでは、ほとんどイメージができず、「やっぱりまだ専門家ではないな」を痛感したフォーラムになりました。

夕べ、イギリスの人と、PVの仕事があるけど、受けられるか、、と打診があり、
「日本での経験があるので、大丈夫と思うけど、EU-GVPのトレーニング記録はない、経験もない」
旨お伝えたばかりであったが、、ちと自信がなくなりました。

とはいえ、EUのGVPの話は、聞けばある程度イメージできるし、理解できるので、まあ、大丈夫かな。

今日のフォーラムの、オーストラリア、中国、台湾のPVの話の内容が、ちとイメージっしにくかったのが私のまだ未熟なところ。

いくつか仕事してみると、この辺りもイメージできるようになると思うのですが、、、
仕事をひとつ、受けてみないとね。頑張ろう。

2016.8.4 その2 日本QA研究会での活動

独立していらい、日本QA研究会という団体に所属している。

活動としては、Global GCP Audit Guidelineの作成に関与、、といってもほとんど時間を作れていなかったので、中身についての積極的な関与はなく、

SQA、RQAとも共同で、ガイドラインの整備を行っていたので、SQAやRQAの年会に参加した時に、会議に出て、調整を担当するくらいでした。

その後、独立8年目の今年、4月くらいに、以前、委員長も務めたこともある「国際委員会」に復帰。
しかし、その後、会議への出席を試みるも、日程が合わず、8月現在、まだ、一度も会議に出席できていない。

また、2020年予定の6th GQAC(Global QA Conference)を控え、少し経験があるので、ステアリングコミッティに召集された。
しかし、また、第1回目の会議にも日程が合わず、欠席。

仕事も忙しいのと、距離もあるので、しょうがないんですけどね。

でも、無責任にコミッティーへの参加を承諾してしまったような気もして、気が重くなっているのも感じます。

まっ、いいか。 
きにせず、できることを頑張りましょう。

2016.08.04 最近 FB中毒

最近、自分でまずいなぁと思うことの一つに、
「FB中毒」かなと、思うことがあります。

私の近況を逐次、記入。
そしてチェック頻度が多いと、FBを開いたときに、その人の投稿が現れ、またつい、チェック、コメントしてしまう。

私の場合、頭に浮かんだことについて、
「しない」より、「やってみる」を優先するようにしている。

できるだけ、考えてからにしようとおもっていますが、
つい中毒症状的に、投稿、人の投稿をチェック、コメントしてしまいます。

これについて、自分でも「やりすぎだな」と思うこともしばしば。

それに、中毒症状で、仕事に集中しないといけないときでも、ついついFBを開いてしまう。
私の場合、面談中や監査対応中は、FBにアクセスすることはないですが、

デスクワークをしていると、いかんいかんと思いながら、FBを開く。
寂しがりやなのか、息抜きとしてはととてもいいツールに思えるけど、

最近少し、すぎているような気もしてます。

やめることはないけど、すこし、控えてみよう。(FB)

先日の障がい者差別解消法の研修会の模様がニュースで放送されていました。

障がい者差別解消法の研修会の模様がNHKのニュースで放送されていました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5084028461.html

芹田さんも言っていたけど、
障がい者に対するいろいろな理解不足が、この法律でクローズアップされている「差別」の原因になっています。

その「差別」に、みんなが気づかない、気づきにくいのであれば、
やっぱり、条例等により、積極的に理解してもらう、そういう対応も必要でしょう。

国連の障がい者の権利条約の日本での批准が、世界で141番目。
日本は先進国と思っている人も多いと思いますが、
この点では、日本はかなり後進国(発展途上国)なんです。

今は「気づかない」から「差別」と認識されていないことがたくさんあるんですが、、、

条例も必要と思いますが、長い目で見ると、
一番効果的なのは「教育」。

教科書レベルで取り上げてくれると、10年後、20年後には、日本人の感覚も自然に世界レベルにできると思うので、

日本の将来のために、厚労省や福祉の現場だけでなく、教育の現場、文部科学省にも頑張ってもらわんといかんですね。

合理的配慮って、歩み寄りということ

散歩がえり、唐揚げ棒を買って、上機嫌の祐太郎。
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昨日やってしまった、腰の状態はいまいち(一進一退?)すがで、できるだけ歩いてリハビリ中です。

ここから、少しまじめな話。–差別の境目の話–
。。。関心のある方へ。。。キーワード:「歩み寄り」

先日、祐太郎を投票に連れて行った時の話で、

投票所についたとき、
①祐太郎の投票にかんして補助が必要なことを伝え、「すこし列が少なくなるまで待っててください」と言われたこと。
②パニックになりながら、なんとか投票を終えて、私が
「ご迷惑をおかけしました」と言いそうになったこと、

障がい者の社会モデル、という、障がい者差別解消法の概念からすると、いずれも「差別」に該当するようなケースです。

これに関して、改めて少し思ったことがあるので、書いておきます。

法律で求めているものの中に、とってもわかりにくい言葉で、「合理的配慮」という言葉があります。

これをわかりやすい言葉にするのは、とってもむつかしい話ですが、

この法律で、障害者の権利として、一般の方、健常の方ができることは、障害をもった人にも、平等に行使、あるいは、同等レベルで、できるようにするよう社会が責任を持つべきであり、
健常者、一般の方と、物事を同等にできるようにしていないことを「差別」として定義しています。

また、別の言い方をすると、障害があることを理由に、本人の権利の行使(社会生活のケースを含みます)を妨げてはならない。社会は、障害があっても、健常者と同等に権利行使や生活ができるようにする義務がある。というものです。

上記のような概念がある一方で「合理的配慮」という、お茶を濁すような言葉があるのですが、これは、

お金がかかったり、実際に社会環境を整えることが、むつかしい場合、完全に行使できるような環境を整えるところまでは、必ずしも求めない、、というもの。

ということは、この法律が施行されたからといって、社会だけが一方的に責任を持つということではなく、障害を持った当事者のほうでも、できること、許容できること考えていく必要があるということ。

話が長くなりましたが、祐太郎の投票の場合、
投票の練習(意思表示の練習)は、当然、やりますが、投票のタイミングについても、

例えば、投票日の当日ではなく、きじっつ期日前投票で投票に行けば、そこには、投票に来ている人たちも少なく、投票の補助・介助を落ち着いて受けられる環境があります。

障害があって、投票の行使について、補助が必要な投票者の場合、

◆行政は、期日前投票を活用するよう、呼びかけること、
◆当事者として、期日前投票であれば、落ち着いて補助を受けながら投票ができること。

を双方(健常者と障がいをもった方)が歩み寄った形で考えることも、一つの「合理的配慮」の一例であろうと、思った次第です。

むつかしい内容で恐縮ですが、日本人の殆どといってよいと思いますが、当たり前の目線を変えていけるよう、今後も努力したい。

と、昨日の障がい者差別解消法の勉強会にて、そう思った次第です。

コンサルタントの仕事は、実は通訳!

私の仕事って通訳?
今日、改めて思った自分の仕事。

薬事コンサルタントの仕事で、お客さんが外国なもので、ほとんどを英語で仕事していますが、英語の通訳はあまり得意ではありません。

今日の通訳は、人 と 人 との通訳。

私のお客さんの社長さんもそうだけど、自分の気持ちを上手に表現できない。

金融機関へもしかり、
交渉相手や関連企業との話もしかり、
従業員との話しもしかり、

どうも、話がうまくかみ合わないことがよくあります。
というか、常にそういう状態の人がいます。

そういう時(話がかみ合っていないとき)に、
「この人は、こういうことが言いたくて、こう言ってるんですよ」
とか、
「この人はほんとはこういうことが言いたくて、こういう対応になってるんですよ」とか、

特に、今日の顧問先企業の社長さんとの相談では、
対 従業員へ、
対 金融機関へ
のコミュニケーションがあまり上手でない。

おのあたりが、うまく通訳できると、お客さんからの信頼度もかなり上がります。

「いろんな知識、考え方を指導する」が、一般的なコンサルタントという仕事への考え方。

しかし、実は(社長さんたち)の言いたいことを、
上手に表現して、通訳してあげること。

本日の最後の仕事は、社長さんとの面談でしたが、
従業員さんへの通訳を約束した結果、
社長さんの、営業意欲が増しました。

話を聞いただけのような気がしましたが、
最後は前向きの気持ちになった社長さんの満足顔をみて、相談は終了しました。

我ながら、いい仕事したような気がしました。

2016.07.09 ビジョンと目標 — 大事ですよ!!

人間、生きていくうえで、目標ってとっても大事なんです。
仕事(経営コンサルタント)で、企業さんを指導するときに、
”ビジョン” という言葉に、反応できる人・社長さんは、今からでも伸びる人です。

様々な、中小企業さんに、お邪魔して、会社の体制を立て直す。
そういう仕事が多いのですが、”ビジョン” に反応して、その意味を理解してもらえると、マーケティングのストーリーも、社長もその気になる、きっちりとした嘘のない計画・戦略を立てることが出来ます。

個人の人生でもそう。
自分自身の目標、ビジョン、将来の自分自身の姿をイメージし、探求してくことで、人は成長し、人の役に立っていく。

人生でも、企業経営でも、ビジョンはとっても大事なもの。
しかし、それを上手に育むには、また別の切り口がいるのも事実ですが、

意外と「ビジョン」という言葉に、反応しないひとが多いようも感じているのも、今日この頃です。

「自分で、何をしていいかわからない」
「自分が、何になりたいのかわからない」

でも、これって自分の生きがいを見つけるプロセスの中の一コマ。

シンプルに、自分はこういう人生を送りたい、
こういう人間になりたい、(これが、ビジョンですが)

そう思えた時、そして、それをどうやって達成しようかと考え始めた時、人生はとっても楽しくなります。

「楽しくなります」というよりは、
「こうなりたい」と思うことができれば、少々の逆風には簡単に耐えられるのです。

自分の気持ちに素直、社会的にロジック、
これが、ビジョンの大事なポイントですが、これは、NPOであろうが、任意の活動団体であろうが、変わりません。

組織としての共通目標、
スタッフの貢献意欲、そして、
充分なコミュニケーション

会・組織(NPO、社福)及び任意団体等を運営するにあったって、これらが、もっとも大切なポイントであることは言うまでもありませんが、将来的な目標は絶対に必要です。

ちなみに、私の最大級(てっぺん)のビジョンは、
「100歳で「ノーベル平和賞」を受賞する」

この点ははっきりしているのですが、

まず、100歳まで生きるためにどうするか、
100歳までに、やりたい事業は何なのか、
どうやったら、ノーベル平和賞というキーワードに近づけるか。

人生、試行錯誤を続けてながら、
楽しみながら、生きていくものです。

永くなりましたが、先日「ビジョン」の話をある方にして、
あれっと、思っちゃったので書いちゃいました。

あしたからも、きばくんやんせ!!

2016.05.02-04 萩往還マラニック 250㎞ 一応完踏!!

2016年 5月2日から5月4日にかけて、開催された萩往還マラニック 250㎞に参加してきました。

開催数日前は、絶好調の感じで、タイムも40時間くらいでいけないかなぁ なんて甘い考えもありましたが、
蓋を開けてみると、やっぱり、史上最高というか、私の今まで経験した中で、もっとも過酷な、きつい大会でした。
なんとか走り終わって、まだまだ、修業の余地を感じ、私としては本当にかけがえのないいい経験をさせてもらったと感じています。

結果は、すべてのチェックポイントをクリアし、タイムも残り3㎞ちょっとで、残り時間35分と、ほぼ制限時間内完踏を目の前にして、撃沈し、時間は48時間を超えてしまいました。
一応、撤収中のゴール付近にたどり着き、記念写真。ちょっと寂しかったけど、人生ってこんなもん。ちょっとほろ苦い経験でした。

また次を頑張らないとね。

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レースは、5/2 18:00~ 数十人づつのウエーブスタート。
私はたぶん第4組あたりで、エイエイオー!! の掛け声で、18:06分ごろのスタートになりました。

スタートの前日、仕事が終わらず、午前1時まで仕事、午前5時には起床して仕事の続き、、という、少しハードな前日を過ごし、
会場入りしてからも、いくつか仕事の処理をしながら。15:00ぎりぎりに説明会会場に到着。

その後、仮眠・・を考えていたんですが、その時間も作れず、18:00スタート。かなり、ねむーい感じのスタートになりました。

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前半というか、一晩目は、暑ーい ランになりました。

最近、熱中症に弱いな。。と感じている私にとっては、初日から、きつーいランになりました。
それでも、時々、体温上がっちゃったなー と感じたら、歩きながらクールダウン。そして、ゆっくりリスタート。
体調も万全に感じていなかったので、ゆっくりとはいうものの、おそらく相応というか、ゆっくりが精いっぱいのスピードだったかもしれません。

上り坂の続くコースで、なかなか距離が進まず、22-3㎞の地点ですでに3時間(夜9:30を回ってました)あまり、イヤー先は長いなー と感じさせられました。

そして、明け方になり、漸く長門抜け、俵島へのルートに到着、(旧油谷中:87㎞地点)を通過、午前6時過ぎ。

午前7時ごろ、海が見えてきたころ、雨が降り出しました。
本日の過酷な一日の始まりです。

その後、雨は午後4時くらいまで降り続き、合計約9時間。雨に打たれながらはしりました。

俵島を過ぎて、立石観音、千畳敷と向かうところでは、完全に暴風雨状態。
正面、横から容赦なく強風が吹き付け、気を緩めると飛ばされそうになるくらいの、風雨でした。

私の経験した中では、史上最悪のランニングコンディションでした。
昨年の140㎞のときにも、一晩雨に打たれ、ついてないなーーとおもっていたのに、さらに強烈な悪天候。。。なんてこった。

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それでも、暴風雨の海岸沿いを何とかクリアし、日置エイドを通過し、次のチェックポイント 湯元温泉へ向かいました。
しかし、この時点で、何㎞?おそらく、130-40㎞を走ってきていて、体のぼろぼろ感は、今までで最高レベルに。(初めての経験領域に入るので当たり前ですが)

ラン友のリタイヤの連絡も入り、私自身も頭の中で、リタイヤの文字がちらついてました。
でも、「とりあえず、止まらずに進んで、タイムアウトならしょうがない」

そう思いながら、湯元温泉のチェックポイントに到着。すると、神の声が、
この次の静が浦のチェックポイントが悪天候のため、キャンセルになったとのこと。

前半の最大の休憩ポイントである、宗頭文化センターまであと20㎞あまり、その中の約12㎞がショートカットされることを知りました。
まさに天の声。もう少し、頑張る気持ちを取り戻し、仙崎公園での記帳を終え、宗頭文化センターへ向かいました。

しかし、全く走れず、ほとんどを歩いて、宗頭文化センターに向かいました。
結果、当初明るいうちに、ここまでこれてたらいいなと思ていたのに、ここのチェックポイント到着は午後9時30分過ぎ。
想定より、だいぶ遅れて到着。

それでも、残り75㎞に20時間近い時間を残し、なんとか行ける。。と思いながら、
欲しくてほしくてたまらなかった、仮眠を約1時間とり、

午前0時ごろ、宗頭センターをリスタートしました。
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あと75㎞。体は、痛いけど、みんな一緒。
頑張るしかない。

暗ーい 夜道を、一緒になった人たちと、なんとか駆け足スタイルで、進んでいきました。

三見駅(ここで10分ほどの仮眠)を抜け、夜の音だけの海岸沿いを萩市内方面を目指しました。
走らなきゃ・・・でも、足が動かん。が、独り言で、悶悶としながら、前へ進んで行きました。

そして、午前7時ごろ何とか、虎が崎に到着。
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ここで名物のカレーを大盛でいただき、7時20分ごろ、虎が崎を出発し、東光寺経由で、萩往還道に向かう道に入りました。
この時点で、残り、45㎞ で残り時間10時間30分あまり。

きついけど、なんとか行けるだろうと、前へ進みました。

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そして、午前9時ごろ萩往還道に入り、
明木のエイドに到着したのが、午前10時ごろ? なかなか進まない足に苦労しているところで、
電話が鳴っているのに気づき、家内から、義母の訃報を聞きました。

走る前から、悪いのは分かっていたので、驚きはありませんでしたが、
義母から頂いた選別のカロリーメイド ジェル(リンゴ味)があったのですが、
食べると逝ってしまいそうな気がしていたので、大事に大事に、後ろのほうにとっておき、
午前3時過ぎ、走りながら食していたところでした。

食べちゃったかなラナーなどと思いながら、
あとは、完踏するしかない。。そのな思い出、走りを続けました。

午後、3時、佐々波エイドで、関門ギリギリでクリアし、時間的にかなり厳しくなっていることを知り、
そこからは、気合を入れなおし、走り続けました。

途中、先輩方からのアドバイスもあり、
夏木原のキャンプ場をなんとか、ぎりぎりの午後4時50分ごろ通過し、
これで。完踏間違いなし。を確信しました。

しかし、ことは思うように行かないもので、
萩往還道の最後の石畳を抜け、最後3㎞ちょい 残り時間35分。
走り出しましたが、なかなか、足が思うように動かず、歩き出してしまいました。

ここで、10分我慢して走ることが出来れば、制限時間内に完踏で来ていたのに、、、が後の祭り。

歩くと、体温が上がり、おまけに、背中にせおっていた水が底をつき、
走れない状態になってしまいました。

結果、制限時間内のゴールをあきらめ、
完踏のみを目指し、制限時間と少々時間がかかってしまいましたが、ゴールまでたどり着きました、

走行距離 238㎞ 48時間と20分くらい。
残念でしたが、かけがえのない経験をまた一つさせていただきました。

萩往還マラニックのスタッフの皆さま ありがとうございました。感謝です。

アー眠かった。終わり。

2016.04.09 海外からの飛行機の中。海外展開におけるローカライズという考え方。

いつものように、外国からの帰りの飛行機で、ドキュメンタリー系の番組を見ています。(映画も見ましたよ)

今日は「世界は今」というJetoroが作った番組をみました。
国内の企業の海外展開・グローバル戦略を特集とした番組ですが、いろいろありましたが、”お茶” と ”おでん” の話は面白かった。

おでんをタイで広めようと考えた、ファミマは、トムヤンクン味のおでんを販売しています。日本人には、ええ~っ て感じですが、現地ではうけているようです。

そして、お茶。日本のお茶、煎茶は、そのままでは、海外では不評。しかし、ミルクを入れて抹茶ラテは、欧米では、受けれられ、お茶をコーヒーやコーヒー牛乳で割ると、中国人に人気でした。

キーワードは、日本の商品の ローカライズ (現地商品化)

日本の良さをそのまま、海外にも分かってもらいたい。そのうえで、販売を広めていきたい(例えば日本酒)という取り組みもわかりますが、

やはり、現地のことを理解していないと、マーケティングなどできるわけもない。

これを突き詰めると、やはり、既存の商品(日本で売っている商品)を、少し変えて、現地向けに新たな商品としていく。

この努力がない限り、日本の農産物の海外展開の進化はないですね。納得の番組でした。

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私も、機会があれば、これからも海外展開を行いたい事業、企業を応援したいと思っていますが、マーケティングを考えると、必ず、この展開を考えることになるでしょうね。