2017.05.01 私の仕事2

以前、Face Bookで、私と息子のお風呂での会話として、

私がやっているいろいろな仕事について、
お金を稼いでいる、稼いでいないで、区別はなく、
人のため、家族のため、自分のためにやっていることは ”ぜーんぶ仕事” という話をしたことがあります。
かなり、反響があったことを思い出しますが、

さて、私は今、どんな仕事をしてるのでしょう?
最近、かなり悩みも深くなってきたので、中小企業診断士としての仕事、薬事コンサルタントとしての仕事以外で、どんな仕事をしているのか、紹介します。
(実は、私自身の頭の整理です)

◆福祉の仕事
鳥栖市手をつなぐ育成会 会長
財団法人 佐賀県手をつなぐ育成会 副会長・理事
社会福祉法人 鳥栖市社会福祉協議会 評議員
社会福祉法人 若楠 評議員
NPO法人 それいゆ 監事

この中で、上の2つ。手をつなぐ育成会の役員の仕事は重いです。
ライフワークとして、やらなきゃいけない仕事と思いながら、一つ一つの仕事が重く、かなりしんどいです。
他は、会議への参加等、年間でも多少の仕事はありますが、責任が少ないので、他の仕事への影響度は低いかな。

◆町の仕事
弥生が丘南区区長
弥生が丘地区 まちづくり推進協議会 会長(予定)–次回の総会(5/22以降)
弥生が丘地区 社会福祉協議会 会長
弥生が丘区長会 副会長
弥生が丘地区 体育協会 理事
弥生が丘地区 交通対策協議会 理事

この中でも上の3つ。長がつく仕事は、けっこう拘束時間、責任とも重く感じる仕事です。
町の仕事のうち、区長は、鳥栖市の嘱託員にもなるので、少ないですが、いちおう給料もいただいています。

◆その他
鳥栖市民活動ネットワーク 理事 ・・期待されている気がしますが、私自身あまり時間がなく貢献できていない会議体です。
鳥栖経営研究会(商工会議所内)副会長 ・・・最近会議に参加できてません。
一般社団法人 佐賀県中小企業診断協会 専務理事
一般社団法人 日本QA研究会 国際委員会委員

書き出すと、きりがないくらいのベースがあります。
仕事の種類というか、これらの役がベースになり、種々の仕事が発生するので、「まー、よくやっているわ」と我ながら思います。

超長距離のマラソンではないけど、こっちでも、「限界ってどこ」の世界に入っています。
毎年、役が増え、仕事が増え、何とかなっているので、自分自身の成長も感じるところですが、

ただただ、しんどい。

独立して、定年がなくなり。
自分で稼いで、自分で生計を立てていく、
今でも、現場の仕事をしてお金を稼ぎ、現場の仕事をしながら、マネジメントをやる。
休んでいる暇なんかない。
現場の仕事をやる、やらなきゃいけないから、マネジメントに専念できている人から比べて、向上心が高い。
向上心が高くないとやっていられない。
だから、限界への挑戦を続けられている。
だから、今も続いている。

終わりはまだ見えませんが、
自分で線を引くしかないんですよね。

さーどこで、線をひけるんでしょう。
とりあえず、次の1年は、愚痴をこぼしながらでも、やるしかないようです。

でも、誰かが線を引いてくれないかな。。と。時々思います。ほんとに思います。今も。

さて、明日は、萩往還マラニック 250㎞ Begin 
こんな悩みをしばし忘れて、別の世界へどっぷり浸かってきます。

非日常を非日常でごまかす。ははっ そんな感じですね。
それでは、また。

2017.01.27 知的障がい者(児)教育と福祉就労 三神地区大会 打ち合わせ

三神地区大会2016 チラシ案2

ほんとに、仕事(お金を稼いでるほう)が忙しいのですが、
夕方から、タイトルの三神地区大会の売り合わせに、東脊振小学校まで行ってきました。

開催は2月13日月曜。

私の都合と、会場の都合で、この日程になったのですが、
準備開始がおそかったので、いろいろ思うようにいかないことも多く発生しています。

いろいろな状況を考えて「なんとかなる」で、進めていますが、
我ながら「度量」がいるなぁと、感じているところです。

私がみんなの不安を吸収しないと動かない。

町の行事でも時々感じることですが、今まで通り、やるのであれば、度量はいりませんが、
いつもと違う環境になってしまった時、新しいことを始めるとき、

人の度量が試されます。

試されて強くなる。

今度も、また、苦しいけど、いい経験をさせてもらってるんだろうな、、と。

このブログを見ている人は少ないと思いますが、
2月13日日曜、午後13:30から ワークショップをやってますので、障害者支援、特に知的障害者の支援になりますが、関心のある方は、是非おいでください。地域のことが中心になりますが、障害者支援が、いろいろ見えてきますよ。

先日の障がい者差別解消法の研修会の模様がニュースで放送されていました。

障がい者差別解消法の研修会の模様がNHKのニュースで放送されていました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5084028461.html

芹田さんも言っていたけど、
障がい者に対するいろいろな理解不足が、この法律でクローズアップされている「差別」の原因になっています。

その「差別」に、みんなが気づかない、気づきにくいのであれば、
やっぱり、条例等により、積極的に理解してもらう、そういう対応も必要でしょう。

国連の障がい者の権利条約の日本での批准が、世界で141番目。
日本は先進国と思っている人も多いと思いますが、
この点では、日本はかなり後進国(発展途上国)なんです。

今は「気づかない」から「差別」と認識されていないことがたくさんあるんですが、、、

条例も必要と思いますが、長い目で見ると、
一番効果的なのは「教育」。

教科書レベルで取り上げてくれると、10年後、20年後には、日本人の感覚も自然に世界レベルにできると思うので、

日本の将来のために、厚労省や福祉の現場だけでなく、教育の現場、文部科学省にも頑張ってもらわんといかんですね。

合理的配慮って、歩み寄りということ

散歩がえり、唐揚げ棒を買って、上機嫌の祐太郎。
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昨日やってしまった、腰の状態はいまいち(一進一退?)すがで、できるだけ歩いてリハビリ中です。

ここから、少しまじめな話。–差別の境目の話–
。。。関心のある方へ。。。キーワード:「歩み寄り」

先日、祐太郎を投票に連れて行った時の話で、

投票所についたとき、
①祐太郎の投票にかんして補助が必要なことを伝え、「すこし列が少なくなるまで待っててください」と言われたこと。
②パニックになりながら、なんとか投票を終えて、私が
「ご迷惑をおかけしました」と言いそうになったこと、

障がい者の社会モデル、という、障がい者差別解消法の概念からすると、いずれも「差別」に該当するようなケースです。

これに関して、改めて少し思ったことがあるので、書いておきます。

法律で求めているものの中に、とってもわかりにくい言葉で、「合理的配慮」という言葉があります。

これをわかりやすい言葉にするのは、とってもむつかしい話ですが、

この法律で、障害者の権利として、一般の方、健常の方ができることは、障害をもった人にも、平等に行使、あるいは、同等レベルで、できるようにするよう社会が責任を持つべきであり、
健常者、一般の方と、物事を同等にできるようにしていないことを「差別」として定義しています。

また、別の言い方をすると、障害があることを理由に、本人の権利の行使(社会生活のケースを含みます)を妨げてはならない。社会は、障害があっても、健常者と同等に権利行使や生活ができるようにする義務がある。というものです。

上記のような概念がある一方で「合理的配慮」という、お茶を濁すような言葉があるのですが、これは、

お金がかかったり、実際に社会環境を整えることが、むつかしい場合、完全に行使できるような環境を整えるところまでは、必ずしも求めない、、というもの。

ということは、この法律が施行されたからといって、社会だけが一方的に責任を持つということではなく、障害を持った当事者のほうでも、できること、許容できること考えていく必要があるということ。

話が長くなりましたが、祐太郎の投票の場合、
投票の練習(意思表示の練習)は、当然、やりますが、投票のタイミングについても、

例えば、投票日の当日ではなく、きじっつ期日前投票で投票に行けば、そこには、投票に来ている人たちも少なく、投票の補助・介助を落ち着いて受けられる環境があります。

障害があって、投票の行使について、補助が必要な投票者の場合、

◆行政は、期日前投票を活用するよう、呼びかけること、
◆当事者として、期日前投票であれば、落ち着いて補助を受けながら投票ができること。

を双方(健常者と障がいをもった方)が歩み寄った形で考えることも、一つの「合理的配慮」の一例であろうと、思った次第です。

むつかしい内容で恐縮ですが、日本人の殆どといってよいと思いますが、当たり前の目線を変えていけるよう、今後も努力したい。

と、昨日の障がい者差別解消法の勉強会にて、そう思った次第です。

2016.03.26 障害者差別解消法 学習会

おはようございます。
今日は朝ランなし。
明日、ハーフ走るので、少し休もうかな、、と。
でも、午前中にシューズが届く予定なので、試走くらいはするかも。。。(時間あるかな?)

さて、今日は午後13:30から、
「障害者差別解消法の学習会」があります。
うちの会(手をつなぐ育成会)で初めて、特別委員会とも共催になります。

障害者の「社会モデル」と「医学モデル」
この考え方の違いをまずは学習します。

えー、こんなことが「差別」になるの。。。。
4月以降、「社会モデル」が、基本的な考え方になります。

今までの法律は、当事者(障害者本人、保護者、支援事業者)のみが考えればよかった法律ですが、

この「法律」と「考え方」は、当事者以外の人が障害者の存在を改めて考えないといけない法律なんです。

今までは、障害を持っている方の
「泣き寝入り(障害をもっているからしょうがない)」が妥当
とされていたところが、変わる。そんな法律です。

良かったら、勉強しに来てください。
きっと、気づきがあると思いますよ。

時間:13:30~
場所:鳥栖市社会福祉会館 2F

チラシ

2016.02.01 本日の終わりは、鳥栖市手をつなぐ育成会 役員会

本日の最後の仕事(とはいえ、まだ仕事は少々続けますが)は鳥栖市手をつなぐ育成会の役員会。
よく考えると、現在会長職 8 年目。
会長を引き受けた時は、4年で辞めると思っていた、4年目には、町の区長も引き受けることになり、
区長職は、丸4年を経過し、5年目になりました。

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これらの役職(育成会会長が8年目、区長5年目)ですが、いずれの分野でも、いまだ最年少。

区長に至っては、平均年齢は、68-70歳くらい。
となると、私自身、普通の人より、約15-20年くらい、いろんなことを経験していることになるような気がします。

こういう役職で一番若いと、周りのみんなの私に対する期待感が凄い。
と感じるだけで、、、、本当は違うのかもしれないですが。

いずれにしても、やりたいことも、辞めたいことも、両方たくさんあります。
人から、引導をわたされない限り、続けるんでしょうね。

それでも、自分自身の目標もあるので、いづれは、取捨選択の時期が近づいてきているように思います。

2016.01.30 鳥栖市手をつなぐ委員会特別委員会スタート

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なかなかスタートできなかった、鳥栖市手をつなぐ育成会の特別委員会(仮称:障害者の社会モデル等検討委員会)を立ち上げました。
鳥栖および近隣で、障害者福祉を盛り上げる仲間を集めました。

今日はすべて集まったわけではありませんが、会議を通じて、皆さんの意見を集めたいと思います。

テーマは「障害者差別解消法における合理的配慮について」
それと、「成年後見制度の法人後見」について、がメインになります。

今後の障害者福祉の大きなポイントの一つですので、いい考え方がねじり出せるよう、頑張りたいと思います。

皆さんもよろしく。

告知:佐賀県手をつなぐ育成会 ふれあいコンサート 

告知を一つ。
今年も 佐賀県手をつなぐ育成会 ふれあい コンサート を開催します。

今年も「弓削田健介さん」、「ティーンすミュージカルSAGA」
このコラボにさらに、障がい者を中心とした、
われらの「なないろ音楽隊」も、一緒にコラボします。

とーっても、あったかーーい、雰囲気のコンサートです。

是非、みんなにも見て、感じていただきたい。

”ふれあい”・・・この言葉に込められている意味は、深い。
この言葉には、我々の思い。将来の夢、そして、
本当の真の福祉は?どこにあるのか。

”ふれあい”・・・この言葉の意味がわかる人は、自然に優しい気持ちになれます。

”ふれあい”・・・この言葉の意味をコンサートを通じて、探して、感じていただきたい。

人って、一人では生きていけないんですよね。

日 時:2月6日(土曜日)13:00~
場 所:佐賀県美術館ホール
チケット代:1000円(手をつなぐ育成会会員:500円)

当日券もありますが、私もチケット持ってますので、お気軽におたずねください。

皆さんのご来場をお待ちしてます。よろしく。
ふれあいコンサート2016.02.06

わかくす杯 ふうせんバレーボール交流会

一日遅れの投稿になりますが、
昨日、近くにある「社会福祉法人若楠」主催の、第9回 わかくす杯 ふうせんバレーボール交流会が行われました。
毎年、うちの町(弥生が丘南区)でも、チームを編成し、参加している交流会です。

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基本ルールは、
6人制で、うち3人は車いすに乗る。
その3人は、手や足を使って(ふうせんボール)を触ることはできない。
ボールは6人全員が触れてから相手コートに返す。
一人2階までボールに触れることができる。

若楠療育園の重度の入所者に合わせたルールです。

参加メンバーは、若楠療育園の入所者+支援員チーム、通所で利用している親子チーム。青葉園(入所・通所 更生施設)、若木園(入所・通所更生施設)、グリーンファーム山浦(通所授産施設)、どんぐり村(通所授産施設)に、近隣の町で、弥生が丘東区、弥生が丘南区、柚比町が参加しました。
(例年参加されている今町チームと中原特別支援学校チームは今回はお休み。)

*:現在は、更生施設、授産施設という呼び方はオフィシャルにはしませんが、昔の言い方ですが、このほうが現在の区分名より説明しやすいので、この表現にさせてもらっています。

ふうせんを使ってのスローな、簡単そうに見える競技ですが、
ボールは思うように動いてくれないので、意外と難しい。

障害者と健常者が一緒になって、楽しめるおもしろい競技です。

優勝は、若楠療育園のチームが初優勝。青葉園等のいつも苦戦しているチームも、今回は優秀な成績でした。
なので、いつもにも増して大盛り上がりでした。

昨年までは、優勝もしくは準優勝を続けてきた名門のわが南区チームですが、
今回は出場10チーム中、8位。それでも、今回も新しいチームへの参加者を加え、楽しいゲームができました。

うちの祐太郎君(自閉症)も楽しそうでした。
うちの息子は、青葉園に入所体験の経験もあるし、小さいときからなにかと利用している施設なので、
青葉園の世話づきな利用者さん、若楠の職員の方たちもうちの息子のことをよく知っているので、皆が声をかけてくれました。

競技にも車いすで参加し、本人も楽しそうでした。
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安永健太さん事件はまだ終わっていない。

安永健太さん事件はまだ終わっていません。
裁判の目的はすべての人たちに「障害への理解」をひろげること。

この事件、絶対に風化させてはいけない。「応援します」というという言葉では、言い表せないくらい、強く共感しています。この事件の意味、保護者の意思、我々の思いを分かっていただきたい。

裁判の目的はすべての人たちに「障害への理解」をひろげること。

平成28年度から「障害者差別解消法」が施行されます。
この事件、絶対に風化させてはいけない。

「平等」、「人権」、「合理的配慮」、難しい言葉ですが、この事件の意味するもの、皆で考えてほしいと思います。
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